大野・大沢地区盆踊り
開催予定日 | 8月14日 |
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例年開催日 | 例年8月14日・16日 |
地区 | 天竜区 |
開催地 | 大野・大沢地区(天竜区水窪町奥領家) |
主催者 | 調査中 |
文化財区分 | 未指定 |
カテゴリー | その他伝統 |
開催状況 | 調査中 |
念仏
北遠の盆は月遅れですることが多く、大野も例外ではないです。水窪町の各集落とも念仏踊りを今に伝承しています。8月14日と16日の両度に念仏踊りをします。
送り盆の日には祖霊が朝ごはん前に発つ、といって、早朝から仏壇を片付け、キュウリまたはトウモロコシなどで作ったソウリョウマとともに、花や供物を家の近くの沢や川に納めて、祖霊を送り出します。
新盆の家では新しい仏のために精霊棚を舗設します。送り盆の日の夕刻、親族や近隣の人たちが寄って念仏したあと、遺族のもつ精霊の依り代と目される印龍灯竜を先頭に、位牌堂、柱提灯などをもつ人々が後に続いて、ムラのなかの阿弥陀さまの庭に集まり、盆踊りをします。
念仏は和讃三部からなり、その一つに大念仏があります。大念仏以外の念仏には踊りがなく、和讃を唱える際に双盤・太鼓・笛の鳴り物入りで、棒または提灯の採り物をもって踊ります。また、各部の中間にはノーサやセショーなどの手踊りが入ります。最後は集落の上の杉林に送って、灯竜はじめ棚飾り類を焼却します。
(参考文献:静岡県民俗学会(1990):『静岡県の祭ごよみ』:静岡新聞社)
送り盆の日には祖霊が朝ごはん前に発つ、といって、早朝から仏壇を片付け、キュウリまたはトウモロコシなどで作ったソウリョウマとともに、花や供物を家の近くの沢や川に納めて、祖霊を送り出します。
新盆の家では新しい仏のために精霊棚を舗設します。送り盆の日の夕刻、親族や近隣の人たちが寄って念仏したあと、遺族のもつ精霊の依り代と目される印龍灯竜を先頭に、位牌堂、柱提灯などをもつ人々が後に続いて、ムラのなかの阿弥陀さまの庭に集まり、盆踊りをします。
念仏は和讃三部からなり、その一つに大念仏があります。大念仏以外の念仏には踊りがなく、和讃を唱える際に双盤・太鼓・笛の鳴り物入りで、棒または提灯の採り物をもって踊ります。また、各部の中間にはノーサやセショーなどの手踊りが入ります。最後は集落の上の杉林に送って、灯竜はじめ棚飾り類を焼却します。
(参考文献:静岡県民俗学会(1990):『静岡県の祭ごよみ』:静岡新聞社)
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